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生理前に目が痛いのはなぜ?

目の痛みとブルーライトの関係

最近ではスマホやパソコンを利用する人が増えて、それに伴い慢性的に目の疲れや目の痛みを感じる人も増えてきています。目が疲れていると、肩こりや頭痛にも発展しやすく、PMSの症状として悪化することも少なくないでしょう。単なる頭痛と思っていたことが、目の疲れによるものである可能性もあります。

目の痛みの主な原因は、やはり目の使いすぎである眼精疲労が考えられます。それは、パソコンやスマホなどの画面から発せられるブルーライトによるところが大きいでしょう。ブルーライトは、可視光線の中でも特に強いエネルギーを持った光で、長時間画面を見ていると目の疲れや痛み、睡眠障害などさまざまな影響を及ぼすものです。ブルーライトは短い波長を持っていて散乱しやすいため、目はピントを合わせようとして周囲の筋肉を酷使してしまい、特に疲れやすくなるのです。

デスクワークで1日中パソコン作業をしている人や、スマホを手放せない人は常に眼精疲労を感じていることでしょう。さらに、生理前には非常にデリケートな状態にあるので、特に影響を受けやすく、いつも以上に目が痛くなってしまいます。

生理前に目が痛くなる原因

1.エストロゲンの減少
生理前には、女性ホルモンの分泌量が大幅に変動して、さまざまなPMSの症状を引きこします。

特に、目の痛みには、卵胞ホルモンであるエストロゲンが関わっていると考えられおります。エストロゲンは生理が終わった後の排卵前に分泌量が増加しますが、次の生理時に向かって減少していくため、生理前には分泌量がかなり少なくなっています。

エストロゲンには、血流を良くしたり肌にハリやうるおいを与えて女性らしい体を作る働きがあるため、エストロゲンが減少すると血行が悪くなる傾向にあります。血液は、体中に張り巡らされた血管を通って、全身に酸素や栄養素を運ぶ役割がありますので、血行が悪くなると栄養素が行き届きにくくなって、目の疲れや痛みにつながってしまいます。

また、エストロゲンには潤いを与えるコラーゲンの生成を促す働きもあるため、減少すると肌や髪の毛のほかに目も乾燥しやすくなります。

2.目の乾燥による痛み
目は涙腺から分泌される涙で表面を膜のように覆って、乾燥や外部刺激から守っていますが、目が乾燥しやすくなると目が傷つきやすくなったり、痛みやかゆみ、不快感や疲れなどを感じやすくなります。

この状態をドライアイといい、さまざまな目の病気の原因となるものです。

ふだんからドライアイに悩まされている人も多いと思いますが、生理前には特に症状が悪化しやすいので目が痛くなりやすいのです。

対策方法

1.血行を良くする
生理前は全体的に体の血の巡りが滞りがちですが、特に目には十分な血液量が必要なため、血行を良くすることが目の痛みや疲れを軽減するためには欠かせません。目の周りの血流を良くするには、体全体の血行を良くするために運動やストレッチをしたり、体を温めるほか、目の周辺をよく動かしてあげることも効果的です

簡単なやり方では、目をぎゅっと思いっきりつぶってぱっと開く、目玉を上下左右に動かすという方法があります。体を動かさないと血行は悪くなっていきますので、目の周りの筋肉も、時々意識して動かすようにしましょう。蒸しタオルや目専用のホットパックなどをして温めてあげることも血行不良の解消に役立ちます。

2.目の休憩もきちんと取りましょう
仕事でパソコン作業をしている時やスマホでネットを見ている時など、集中していると時間が経つのも忘れてしまいます。

しかし、その分、目は酷使されて疲れていますので、目の疲れや痛みを感じる前にできれば時間を決めて目を休ませるようにしましょう。

厚生労働省のガイドラインでも、以下の3つが推奨されているので参考にしてみてください。

・一日の作業時間
他の作業を組み込むこと又は他の作業とのローテーションを実施することなどにより、一日の連続VDT作業時間が短くなるように配慮すること。

・一連続作業時間
1時間を超えないようにすること。

・作業休止時間
連続作業と連続作業の間に10~15分の作業休止時間を設けること。

・小休止
一連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設けること。

出典:『新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について』 厚生労働省労働基準局

3.ブルーライトカット対策をする
今やスマホやパソコンは、仕事や生活に欠かせない機器となっており、生理前に目が痛くなるからと言ってまったく見ないでいるわけにはいきません。できるだけ目に与える刺激を少なくするために、ブルーライトを遮断するメガネを使用したり、パソコンやスマホに搭載されているブルーライトカット機能を活用することが効果的です。

ブルーライトをカットすると、青色の光が少なくなり、黄色や赤っぽく見えて最初は違和感があるかもしれませんが、慣れるとブルーライト付きの画面がまぶしくて見られないほどになります。

デリケートな生理前の目に優しくなるよう、便利なアイテムや機能を活用してみてください。

サプリメントで血流改善

「忙しくてストレッチをする時間を確保できない」という方も多いはず。そんな方におすすめしたいのが、酵素サプリメントの摂取です。

いわゆる「ドロドロ」した血液というのは、食事から吸収した糖が未消化のまま漂っている状態を指しています。未消化の糖は赤血球同士をくっつけてしまうため、このような状態の血液になると毛細血管のような細い血管には通りにくくなってしまいます。酵素には、血液中の糖を分解して細かくする効果があるため、ひいては血流を改善することに繋がります。

特に目の周りは毛細血管が集中しているため、酵素で血流の改善を助けることは有効です。

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